マンダレーヒル
今日は朝からマンダレーヒルを散歩する。標高236メートルのマンダレーヒルは丘(Hill)全体が寺院となっているマンダレー最大の聖地である。個人的にはビルマ(ミャンマー)に来たからには一度は訪れてみたい場所だったのである。
インターネットなど無い時代、某協会誌にエッセィを書き、その一部を改めて本ブログの中で、“方向音痴の旅日記『タイトル:ミャンマー・インレー湖 イキな道路技術者(1980年6月に某協会誌に掲載された文章から抜粋)』”として数カ月前に上梓した。その中に登場する”第2次世界大戦で日本軍と戦ったビルマ軍(英国軍)“とは、実はこの地における戦いのことなのである。愉快なことではないが一度は訪れてみたい場所だったのである。
マンダレーヒルの表参道入口を守る2頭の真っ白いライオン「チンテーヂーナッカウンChinte Gyi Nakaung」までピックアップをチャーターして向かう。チンテーヂーナッカウンChinte Gyi Nakaung は、第2次世界大戦中、日本軍占領下のビルマ北部に降下し、日本軍を苦しめた英国軍部隊チンディッツの名称はこのチンテーからとられたのである。「チンテーヂーナッカウンChinte Gyi Nakaung とは、「チンテー」がライオン、「ヂー」は大きい、「ナッカウン」はふたつのという意味である。