ラオス・ビエンチャン

タイからラオスへ国境超え
 今回は、“沸騰するアジア”の一つ、ラオス、もっと正確に言うならば、“静かに沸騰しつつあるラオス”を訪ねた。普通の入国の仕方は面白くないので、下の娘の留学時代の友人、タイのMaiちゃんにお願いして列車のチケットを予約してもらった。タイのバンコックに数日間滞在して世間話をして、その後にバンコックから列車でラオスのビエンチャンに入る計画である。タイは何度も訪れているのでそのうちまとめることにして、今回はブログから外すことにしたい。他意はありません。
 Maiちゃんが予約してくれたバンコック発ビエンチャン行きのチケットを自分で受け取る。駅の窓口で予約票をパスポートとともに見せるだけでOK、簡単である。ホアランポーン中央駅20 :00発のNo.69 Expressの寝台である。チケットも「Class : ?、 Car :?、Seat No :?、Coach Type :?、Berth Type :?」と、インターナショナルな表記であった。翌朝、タイのノーンカーイNong Khaiに08 :25到着→友好橋(国境)タナレン駅→ラオス出入国税:9,000Kip/人。2012年当時で、100Kip(キープ)=1.03¥だったので約93円だった。 

国境の町・タイのノーンカーイ
ノーンカーイで降車
イミグレーションの手続き。公的な行政サービスだと思ったら実は私的有料サービスだった
国境越え。パスポートのチェック
タイ・ラオス友好橋(タイ-ラオス国境)。メコン川にかかる、1994年にオーストラリア政府の援助を受けて完成したタイ(ノーンカーイ)とラオス(ビエンチャン)を結ぶ長さ1,174メートルの国境の橋
ビエンチャンに入ると、おばさん達が待っている
アヌサーワリー・パトウサイAnousavary Patuxayの案内表示。
アヌサーワリー・パトウサイは、パリの凱旋門をモデルに建てられた戦没者慰霊塔。上は展望台になっている
パトゥーサイの内側の一部

タート・ルアン
 タート・ルアンThat Luangを最も有名にしているのは、仏舎利(仏陀の骨)が納められていることである。黄金に輝く高さ45メートルの塔は美しくかつ豪華な姿で人々の目をひきつける。一辺約85メートルの外壁は正方形で、その中の庭部分に一辺約60メートルの正方形の土台があり、その土台の上に塔が建っている。
 16世紀半ばに、ルアンパバーンからビエンチャンに遷都したセーターティラート王(1534年~1572年)の命によって建設が始まり、その後、幾多の破壊や修復を経ており、現在の姿になったのは、1930年代からの本格的な修復による。セーターティラート王はラオスにかつて存在したラーンサーン王国、そしてタイ北部にあったラーンナータイ王国の16代目の王である。

タート・ルアンThat Luang。黄金に輝く高さ45メートルの塔。仏舎利が納められている
セーターティラート王の像
タート・ルアン
ここまでタート・ルアン
1563年セーターティラート王によって建立されたワット・ホー・パケオ Wat Ho Phra Keo。ビエンチャンに都が移された時、エメラルド仏を安置する目的で建立された
ラーイ・ラーオと呼ばれる龍のレリーフ
ワット・シーサケートWat Sisaket。1551年にセーターティラート王の命によって建立された寺院。博物館でもある
ワット・シーサケット
7000体近くの仏像が納められている回廊
金色と緑のコントラストが美しいインペン寺院 Inpeng temple
違う角度から撮ったインペン寺院
豪華な内部
仏 像
右側にメコン川。19時10分頃
メコン川の夕焼け。19時40分頃
ラオス随一のマーケットであるタラート・サオにはバスターミナルが隣接している。これからバスでブッダ・パークへ出かける

ブッダ・パーク
 「ブッダ・パーク(正式名称はワット・シェンクワン)」と言われると、仏教に関する像が立ち並んでいるように想像してしまうが、ヒンドゥー教の神像も祀られていて、なんのことはない、宗教のテーマパークと言った感じである。これらの石像は全て一人の宗教家によって集められた寄付やお布施によって造られ、驚くことに全て手彫りだそうだ。私は、宗教色むんむんの施設だと思っていたが、最初に書いたように、どうも宗教のテーマパークだ。そう思って見ると事の良し悪しは別として、楽しくなってしまう。楽しいことは良いこと。楽しもう。

ブッダ・パーク(正式名称はワット・シェンクワン)
公園に入ってすぐ右側にある。何故か、皆さん、最初にここに入る。隠された中を覗きたい心理なんだろうね。上も歩けるようになっている
メジャーで身長を測っている人がいた
申し訳ないが、ブッダ・パークに飽きてしまった。タラート・サオ・バスターミナルに戻る
ホテルから歩いて十数分と近いせいもあるが、私はメコン河の方が好きだ。メコン河を見おろすアヌヴォン王像を忘れていたのでパチリ
メコン河

ビエンチャン3日目のブラブラ
 朝の散歩は、やはりメコン川。遅めの食事を済ませて、今日も気の向くままにビエンチャンをブラブラ。

タートダム(黒塔)。ビルマ様式の塔でラオス語でタートが塔、ダムが黒、つまり黒塔である。14世紀から16世紀頃に建てられたと言われているが、定かではない
国立競技場。入口が開いていたので、勝手に入って若者達の練習を見学させてもらった
ラオス国立博物館(外庭・正面側)。ラオスの発掘された考古学的な遺跡、フランス植民地時代から社会主義革命への歴史的変遷などを説明・展示している
入口を飾っていた
博物館の外にあった展示物
裏庭にあった日本の中古車
日本の中古車。塗装を塗り替えないでそのまま使われている。このペィンティング、楽しいですね。
農機具
農機具

唐丸籠(とうまるかご)。唐丸は、東天紅・声良とともに日本3大長鳴鶏の一つで、1939年に天然記念物に指定された。昔、近所のおばあちゃんが鶏を入れた唐丸籠を雑草のある所に次々と移動させて草刈りをさせていた。賢い
、先人の知恵だ
この美しい鶏の名前は、御免なさい、憶えていません 

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