ダンブッラ石窟寺院
スリランカを代表する石窟寺院、1991年にユネスコの文化世界遺産に登録された『ダンブッラ石窟寺院』を訪ねる。岩山の頂に5つの石窟が並んで建てられており、第1窟から第5窟までに古い順番に並べられている。入場する前に、「金色の大仏Golden Buddha」の位置に注目しよう。最初はチケットである。金色の大仏の右側にチケットオフィスがあるので、料金を支払ってレシートを持っていないと入場禁止になるので、厳重注意である。石窟寺院への入場も金色の大仏の左脇から続く階段を上ることになる。20分ほど上れば、いよいよ入り口である。高さは約180メートルである。
あーあ、疲れた
ダンブッラ市街地に戻ってきた。見所、たっぷり、本当に心身ともに疲れた。ダンブッラを訪れる前に情報が少なかったせいか、びっくりするほど観光資源に恵まれたところであった。汗だくになっていたので下着を1枚買い、シャワーを浴びようとしたところ、露店の兄弟が海水浴に行けと勧めてくる。水門がある海水浴場だという。水門は土木的に興味があるので話にのって出かけたのだが、露店の兄弟は「海水浴場までバスが無いのでオートリクシャーで行け」と言う。奴らはつるんでいたようだ。
さっと泳ぎ、水門を修理をしていた技術者に口を出したところ、すっかり感謝された。そして教えられた。「あと数分でバスが来るよ」。バスの運転手に私の降りる停留所を教えてくれて、「フレンドシップ」とか言って、バス料金を払わせなかった。いろんな奴がいるね。でも、まずいよ、公共料金なんだから。
戻ってから、出かける前に下着を買い、オートリクシャーとつるんだ露店の兄弟から、タオル1枚を取り上げてやった。露店の兄弟は二人だったので、2枚、取り上げてやった。私は、「サンキュー」とは言わなかった、「スマィル」と言いながらほほ笑んでやった。ちょっと、本気を出し過ぎたかな?